新潟に所縁のある良寛さんについて学びました
BLOG
2018.12.10
動物飼育管理学科の2年生が、新潟良寛会理事の坂井博先生から「良寛の食事」というテーマでお話をお聞きしました。
坂井先生は23歳のときから良寛さんの所縁の地を行脚されたとのことです。
良寛さんは、自然とこどもを愛し、人の心に寄り添う慎ましやかな暮らしの中で磨かれた感性は数々の詩歌や書を生みだしました。
自分のできることは何でもしてあげた良寛さんのお名前は、歴史の授業で学んだ人もいるのではないでしょうか。
良寛さんの生誕の地である出雲崎から定住の地の分水までの歴史を学び、その中で、良寛さんがどのような食事をしていたかに触れ、「食べ物に偏見をもたず、バランスのとれた食事をすることの大切さ」を教えてもらいました。
「はまぐみ」
「つわぶき」
「よもぎ」
また、良寛さんはこどもたちと遊ぶ毬も「ぜんまい」を使ってご自分で作られたようです。
あの「ぜんまい」からこのような毬ができるんですね!
長い杖はこんなに小さい「あかざ」という一年草から作られました。
草木の根っこは人を支える杖になるくらい、大変丈夫なのだと思い知らされました。
坂井先生からは「色々なことに挑戦してみる」、「可能性を追求する」ことを最後に教えてもらいました。
出雲崎や分水には多くの良寛さんの所縁の地があり、外国からお越しの方々も観光をしているようです。
興味をもたれた方はぜひ行ってみてください。