動物看護師はどのように検査について学ぶの?
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2017.12.12
動物看護師さんの仕事の1つに「検査」があります。
今日は「心電図検査」の手技を学びました。
授業の様子をご紹介します。
検査には、
検査機器の準備と、動物の準備があります。
まず、検査機器の準備です。
機器にデータベースを入力していきます。
名前や犬種、体重など…。
他にも、動物に取り付ける電極の準備です。
次に動物の準備。
はじめに獣医師の宮川先生が保定の見本を見せてくださいました。
そして、学生が実践。
先生がやると簡単そうに見える保定でも、
慣れない学生がやるとスルリと足が抜けたり、頭が動いたりしてしまいますσ(´┰`=)
先生が、抑えが甘いところや足の伸ばし具合、声の掛け方など、具体的に教えてくださいます。
いよいよ検査。
横に寝かせたら電極を取り付けます。
人と違って被毛に覆われていて、地肌につけるのが案外難しい!!(´・ω・`)
動物看護師の佐藤先生が取り付け方のサポートに入ってくださいました。
最後に、
検査を終えた後に出てきた解析結果について解説してくださいます。
同じ犬で4回検査してみましたが、抑え方によって結果が変わってしまいました。
動物看護師の手技1つで診断に大きく関わることが身を持って実感した学生たち。
検査の手技や重要性を学んだ一方で、
検査が終わるのを待っている飼い主さんや、抑えられている動物の気持ちにも
寄り添うことを忘れないよう、
動物看護師の佐藤先生からアドバイスがありました。
もうすぐ卒業の動物看護師学科2年生。
飼い主と動物に優しく信頼される動物看護師として、大いに活躍して欲しいです!!
ガンバレ!動物看護師の卵たち!!ヽ(・∀・)ノ