ドッグトレーニング学科2年生国内研修 in AFC
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2010.08.05
ドッグトレーニング学科の2年生が7月に行った研修を紹介します。
栃木県那須塩原市のアニマルファンスィアーズクラブ様での研修です。
アニマルファンスィアーズクラブ様は、犬との楽しい生活を送るためにしつけ教室やドッグスポーツ、
国内外の先生を招いたセミナーの開催などを行っている施設です。
ドッグトレーニング学科は犬の管理やトレーニングにおける知識と技術の向上を目的として、1泊2日の研修に行ってきました!!
1日目の研修でのトレーニングの様子です。
人も犬も楽しくトレーニングすることが大切です!
トレーニングに一緒に参加してくれたわんちゃんは、アニマルファンスィアーズクラブ様で管理しているわんちゃんたちです。
トレーニングの様子を見ていると、とにかくわんちゃんが楽しそうにしています。
人が楽しくしなければ犬も楽しくないということを学生は勉強させていただきました。
また、写真はありませんが、「フリースタイル」という犬と一緒に踊るというものも紹介していただき、
学生達もステップの練習などを体験しました。
そして2日目は、ドッグスポーツの「アジリティ-」をしました。
アジリティ-とは、犬が様々な障害(ハードルやトンネルなど)をクリアしてタイムを競うドッグスポーツです。
今回の研修では、人が犬に出すの指示の仕方(ハンドリング)を勉強させていただきました。
まずはアジリティ-の基本でもある首輪(カラー)を掴むことをトレーニングしました。
アジリティ-では、犬にリード(引き綱)をつけては走りません。
そのためリードを付ける時や練習や本番が終わった後にちゃんと犬を捕まえられるよう、首輪を掴んでも平気ということをまず基本として教えます。
コースを犬と走る前に、人だけでそのコースを走り、人がコースを覚える・どのような動きで指示を出すかを確認します。
人のミスがないようにしっかり頭の中でイメージしながらコースと動きを覚えます。
そして実際にわんちゃんとコースを走りました!
やはりコースを走るとなると学生も苦戦していましたが、楽しくトレーニングを心掛けて、
常に拍手したり、わんちゃんに声を掛けたりしていました(^o^)/
その後、お昼休憩をとって母屋の見学をさせていただき、午後に室内で「ラリーオビディエンス」というトレーニングをしました!
この「ラリーオビディエンス」とは、スタートとゴールがあり、それぞれに人と犬に対して複数の指示があります。
犬を人の横につけて歩きながら、指示された歩き方でその指示をクリアしていくというものです。
アメリカで行われているものですが、競技会のように厳正なものではなくどちらかというとゲーム感覚で行われるものです。
例えば下の写真のように、
等間隔で並んだコーンの間を「ジグザグに進む」、その次には「90度左に曲がる」などの様々な指示が書かれています。
このラリーオビディエンスも、とにかく犬と楽しく歩きながらも、犬を集中させることが重要になります。
今回の研修で学生は、トレーニングについてもそうですが、「犬と楽しく」を学びました。
一見簡単なようですが、とても重要なことです。
私達もそうですが、つまらないことには、対して興味がありませんよね?
動物も同じで、楽しくなければトレーニングのやる気だって出ません。
色々なトレーニングやお話しを聞かせていただき、今回の研修はドッグトレーニング学科の2年生にとって、
とてもいい経験ができた研修となりました。
この研修は、将来きっと役立つ経験になると思います。
ドッグトレーニング学科 中野