矢崎潤先生特別講義★「犬が犬らしく生きるために必要なこと」★
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2009.07.29
7月23日(木)24日(金)の二日間、「AAA概論」「人と動物の関係学」の講義のために、しつけインストラクターの矢崎潤先生(JAHA認定家庭犬しつけインストラクター)が来校されました
講義のテーマは「犬が犬らしく生きるために必要なこと」です
「犬が犬らしく生きるために必要なこと」って、皆さんは、何だと思いますか??
それは「犬の行動欲求を満たすこと」です。
基本的には、
①臭いをかがせる
②かじらせる
③散歩をさせる、
④周りと接触させる
⑤健康を維持させる
とのことです。
しかし!!
自分が「さぁ犬を飼おう!」となったときは、
「この子の原産国はどこなのか?」
「この子が作られた目的は何なのか?」
ということも調べておかなければなりません。
例えば・・・
今や愛玩犬種と言われる「ポメラニアン」
原産国→ドイツ
作られた目的→牧畜用(吠え立てて牛を追う)
つまり「もともとは牧畜犬として吠えたり走り回っていたんだな~」ということを知って、それにあった飼育方法をするということです。
その犬にあった環境で飼えないのなら、いくら大好きな犬種でも「飼うのは我慢する」という決断も必要です。
ちなみに、ポメラニアンはよく吠える犬ということで「ベルドッグ」とも呼ばれています。
他にも牧羊犬種、作業犬種など、グループごとに教えていただきました。
ただし、犬にも人間と同じように個性があります。
同じ犬種であるから、同じ性格であるということは言えません。
まずは自分の飼っている、もしくは飼おうとしている犬のことを知りましょう。
そして「犬が犬らしく生きるために必要な行動欲求を満たしてあげる」ことが飼い主の責任であることを十分自覚しましょう。
そのようなことを飼い主さんに、ちゃんと教えてあげられる「プロ」になりましょう。
・・・ということを矢崎先生は教えてくださいました
まずは自分が無知であればそれを知ること!
自分の認識が間違っていたのであれば、それを正すこと!!
このことを再認識する講義でした
(ほんのアウトラインだけのご紹介でごめんなさい実際はもっともっと濃い内容です)