臨海実習へGO!
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2014.09.25
ネイチャーアクアリウム・海洋生物学科の、毎年恒例となりました。
臨海実習です!
今年も天候に恵まれました。
日頃、皆の行いが良いということでしょう。
場所は、新潟県村上市の有名スポットです。
見てください、この海!
しばらく、海が穏やかな“凪(なぎ)”が続いていたので、水が澄みきっています。
9月の海は、ちょっと冷たい!?
けど、関係ありません!
だって楽しいから♪
本格派はシュノーケリングで!
この人たちは、全員、福島県の山間部出身の学生です。
この魚は、よく捕れるアナハゼです。
“ハゼ”とついていますが、ハゼ科ではなく、カジカ科なのです。
そして、ナイススマイル♪
釣りでも狙いましょ。
クサフグ、マアジ、マダイ、ギンポ、アオリイカ、キジハタなど、
盛り沢山です。
ずっと海に入っていると寒いって!?
じゃあ、砂風呂だ!
埋めろ埋めろー
もう一度言います、9月の新潟の海ですよ。
ウミウシがたくさん捕れます。
とてもきれいでかわいい生き物ですね。
ウミウシ類は肉食で、“カイメン”という生き物を食べています。
シロウミウシです。
この辺りでは、青い色のアオウミウシと並んでよく見られますね。
クロシタナシウミウシ。
色が黒いので、よーく探さないと見つけられませんな。
捕った人エライ!
アメフラシは、とてもよく見かけます。
殻はありませんが巻貝の仲間なので、地方によっては、食用にもされているようです。
捕まえると、紫色の液を出すことがあるのですよ。
ウミウシ類と姿が似ていますが、“アオサ”という海藻を食べています。
ヒラメの幼魚は、釣りで捕獲。
各地でヒラメの幼魚が放流されているので、新潟県内でもよく見られます。
砂に潜り、眼だけを出して獲物の小魚を狙うのが得意なハンターです。
バフンウニは、岩陰に潜んでいます。
黄色い生殖腺は、食用にされますね。
かわいいタツノオトシゴも何とか1匹ゲット!
捕った人は今日のMVP受賞です。
アオリイカは、佐藤先生がエギングでキャッチ。
写真では分かりませんが、目まぐるしく色が変化する“海の忍者”!
この時期はまだ小さいサイズですが、1年間で2kg~3kgにもなる、美味しいイカです。
キジハタも釣りで捕獲。
地方によっては、“アコウ”と呼ばれる、とても美味しい超高級魚です。
色は赤い斑点があって派手なのですが。
マダコやヒトデや、その他たくさんの生き物を見ることができました。
学校で飼育できるものは限られているので、大多数の生物は、元の海へ逃がしてきました。
最高の一日でしたね!